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存在感 / Charlie Borrow

こんにちは。

本日はベルトの紹介。

当店ではここ数年は定番を欠かさず、新鮮なものを少し。みたいなラインナップが続いてました。

今回紹介するのは、イギリスの鞄ブランド「Charlie Borrow」より。このブランドとても革製品のラインナップがそれはもうカッコイイのです。

Charlie Borrow / BELT T1 – 1.25

シンプル1.25inchのベルトになります。シンプルなのですが、素材とパーツに徹底して拘るブランドなのでそれだけではありません。

「5mm OAK BARK FULL GRAINLEATHER」

英国にJ&FJ Bakers Co.という家族経営の老舗タンナーがあります。OAK BARK(オークバーク)鞣しを継承している英国唯一のタンナーで、ベーカー家では150年以上の歴史があります。この手法はローマ時代から続いているそうです。

そもそも鞣しとは。簡単に言えば、皮膚であった「皮」を素材としての「革」にすること。

オークバーク鞣しは、現代の鞣しの方法とは全く異なり、長い時間をかけレザーの持つ天然の繊維を壊さないような鞣し方になります。ベーカー家では18ヶ月かけて、環境に良いやり方で行います。鞣し剤にはオークバークとミネラル水のみ。染色の工程も全てハンドで、天然のオイルとグリースを混ぜたものでブライドルフィニッシュさせていきます。

この手間がどれだけのものか、、丈夫で経年変化も楽しめます。こういったモノづくりが今も継承されていることに心が持ってかれますね。

「鋳物」
バックルに使用している真鍮金具は、ウォルソール(ウェスト・ミッドランズ)にある王室御用達の鋳物工場で生産されたものになります。ここでは主に馬具に用いる金具の製造を行っております。真鍮の金具は全てハンドキャストされ、熟練の職人によって磨きがかけられます。とにかく頑丈な仕上げで、長く使用するにピッタリのクオリティです。

「リベット」
迫力あるリベットは、バーミンガムの工場で製造されてます。素材には銅。銅は強力に固定する特性があります。銅製のリベットは1世紀もの長い期間使われ続けていて、その事実が強度の高さを証明しております。

この一本にこれだけ込められております。最初、ちょっとお高い?と思われた方、そんなことないでしょう!これでもちょっと省略して書いたので、掘り下げるとまだまだこのベルトに魅力はございます。

好き物におくる拘りの一本。

ベルトって買い替えや買い足しのタイミングに悩みますが、

出会ったときが買う時なんだと思います。心にズバーーンっっ!!ときたら買いましょう。それでいい。きっと。

なので、是非一度現物をご覧ください。いっぱい書きましたけど見た方が早いと思います(笑)

STYLE 20SS6

ズバーーンっっ!ときたらいいなあ。ほんとカッコいいベルトです。

ちょい長くなりましたね、

それではまた

shibata

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